私たちは動物リハビリテーションを通じて様々な犬と飼い主様を見てきました。

長いお付き合いだと10年くらいの子もいます。

ゆっくりゆっくりと年老いていく姿はとても可愛く、赤ちゃん還りのようにも思えます。

ご存知の通り、赤ん坊は人も動物も誰かが導いてあげないと脱線してしまいます。

今や、ペットという表現は当てはまらない時代です。

私と共生している大型犬4頭も、私にとっては子(家族)同然となっています。

そんな家族同然の子が突然、普段と様子が変わり、調子悪そうにしてると心配で心配でたまりません。

犬は人間より身体細胞の老化が早く、言葉が話せないぶん老齢化してくると本当に赤ん坊ように振舞います。

特に病気などを持っている子達はもっと大変になってきます。

末期症状による看護や術後や老化による筋力低下などの介助・介護など実際に私自身が体験してきたことでもあります。

実例をあげてみると、6年前に当時10歳のラブラドールが多発性リンパ腫を発症してしまい、最後の2週間は汚物処理に追われ、まともに眠れませんでしたが、心臓が停止するまで看とれたことと、安らかな表情で旅立ってくれたことで、とても報われましたし、この子に対して後悔もありませんでした。

そして、送り出すにはあまりにも汚れていたので、綺麗に洗って(エンジェルケア)送り出すことができました。

その3年後にはあと5日で10歳を迎えるはずだったラブラドールが心臓の血管肉腫で他界しました。

次に昨年、この子が一番介護・看護歴が長く、5歳の時に椎間板ヘルニアによって下半身麻痺になり、それから10年間長生きしてくれた親孝行娘です。

毎日のオムツ変えから圧迫排尿・排泄、リハビリと本当にいろんなことを学ばせてくれました。

13歳あたりから、痴呆が入り、ご飯の要求や徘徊、夜泣きとありましたが、以外にもその光景が可愛くて可愛くてたまりませんでしたよ。

最終的に、15際と2ヶ月で眠るように旅立って行きました。

8才になるグレートデンが骨肉腫を発症し、痛みが激しく睡眠も妨げていたため断脚手術を行い介助生活をしながら一緒に共生しています。

これまでに、この子達にしてあげれたことの始まりは、「気づいてあげれたこと」でした。

いつまでも若いと思っていても身体年齢は確実に衰えて行きます。

どうしても介護や看護と言うと、完璧を求めたくなりますが、仕事を抱えてるご家庭や、老夫婦だけのご家庭、小さなお子様に手がかかっているご家庭など、生活環境は様々です。

だから、私たちはご家庭環境や愛犬たちの体力・性格などを見極めた上でのオーダーメイド介護・看護をご提案して行きたいと考えています。

これまでに得た経験と知識、アドバイスを皆様の最愛の子供達に役に立てて行きたいと考えております。

必ず、皆様のお役に立てるのではと自負しております。

少し、長々となってしまいましたが、ここまで目を通してくれたことに感謝いたします。

犬心庵を末長くよろしくお願いいたします。

代表 山田 武

スタッフ一同